品数が多い食卓が理想だが、面倒臭いから別案で開き直る。

健康的な食生活を考えたとき、品数が多い食卓が良いに越したことはない。

しかし、非常に面倒臭い。
働いていると、毎回品数豊富に作っていられるわけもなく。

何種類もの小鉢が並ぶ「ていねいな暮らし」が窺えるInstagramのポストを目にすると、憧れと自己嫌悪が錯綜します。

身体に優しそうな食材で作られた、ていねいな小鉢。
ハリウッドスターの整形ネタなんて興味なさそうな人が穏やかな表情でこしらえる、ていねいな小鉢。
スタイリングアイテムにリネン生地の布が画面を覗いていたもんなら、もうお手上げです。


生まれ変わったら私もそんな人生を送る人間になれると信じ、
とりあえず生きている間は開き直ることにします。


とはいえ、例え「ていねいな小鉢」を量産できない人間でも、健康的な食生活を心掛けたいと思う気持ちは鬱陶しいほど強く、せっかちな私の性格の妨げにならない程度の「ていねい」は心掛けています。

何故ならば、
当方、宝くじにでも当たらない限り、年金受給年齢まで働かなくてはいけない人生を送りそうなので、何としてでも健康でいなければならないのです。

現代社会を生き抜くための身体作り。
そこには食事の質が大きく影響します。

我が家は、動物性タンパク質も一緒に摂れるボリューミーなサラダをよく作ります。

オリーブオイル、お酢、塩胡椒、ハーブスパイスとナチュラルチーズを少し加えただけの簡単レシピ。
冷凍保存していた玄米ごはんも入れました。

合理的に腹へ一括送信です。

鶏胸肉の消化を助けるために、玉葱を入れるはずが完全に忘れました。
玉葱にはタンパク質を分解するプロテアーゼという消化酵素が含まれているので、胃への負担を軽減してくれる働きがあります。
仕事の都合で夕食を摂る時間が遅めなので、出来るだけ消化を助ける食べ方をしたいと思い、食べ合わせは極力気を使っています。

とはいえ、玉葱を入れ忘れた分際で説得力なしです。


それでもやっぱり時間と気持ちに余裕があるときは品数多く作りたい。
余裕があるときは。


運動も料理も「頑張りすぎる」と続かないと思っています。
「頑張る」と「手を抜く」のバランス調整をしながら生活していくのが私の理想です。

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