身体を変えたければ身体機能の知識を身につけちゃえばいい

勉強でも仕事でも、何にでも言えることだと思いますが、目標を達成させるには、
その本質と向き合って、冷静に分析し、傾向と対策をを練るのが最も効率の良い方法だと思います。

身体づくりも同じこと。
「いま自身が抱えている身体の悩みはどこからやってくるのか?」を程よく分析し、
自分自身の「生活スタイル」や「性格」を加味した上で、
方法を見出すことが効率よく目標達成できるやり方です。



例えば

まずは深い呼吸を心がける
階段をあがる時に踵への重心を意識してみる
睡眠時間を確保してみる
惰性で飲み会に参加しない

それが何に直結するの??という声が聞こえてきそうですが、
そんな小さなことでも改善できることは沢山あります。

しかし、

何故そうすると良いのか
どういった理由からこれが効果的なのか



それをきちんと理解しないまま、ただひたすら実践しても苦痛ですよね。
挫折への近道かも。




少し話が逸れますが、
昔、現在所属しているトレーナー資格団体の試験に合格するために、ゼミに通っていました。
本来はトレーナーとしての資格取得のための「予備校」として学習するのが目的なのですが、
私の場合、「トレーナーになりたい!」という目的ではなく、どちらかというと「運動について、実践だけではなく理論的にしっかり学びたい」という意識の方が強く、その先に「受験」があった形です。
(もちろん、やるからには合格したいので頑張りました。)


運動生理学、機能解剖学、栄養学、力学など、座学で一通り教わりました。
内容は難しいのですが、学んでいる時に常に思っていたことがあるんです。


「これ、トレーナーになるならない関係なしに、誰もが一般知識として習得すれば良いのに」と。


もちろん内容は簡単じゃないし、費用も結構かかるので、あくまで理想。

だったら、現在パーソナルトレーニングを受けている方、またはご興味がある方は、
身体の機能やメカニズムの知識を少しだけ覚えて、トレーナーの指導を受けながら運動方法を習得して、

最終的にはパーソナルトレーニングに頼らない生活にしてしまえばいい。

と思うのです。


パーソナルトレーニングはそれなりにお金もかかります。
美味しいものを食べるために消費する1万円と、身体を変えるために消費する1万円では、
そりゃ気持ちも異なりますよね。

だからこそ、初期投資はしつつ、できるだけ身体機能についての知識を得て、自分自身で身体づくりをする生活にシフトしてまえば良いのではないかと。


ある程度、身体機能についての知識があれば、自分で自分の身体はコントロールできるようになるんですよね。

身体が硬い原因
太るメカニズム
疲れやすい理由
40歳を過ぎて思うように動けなくなった理由

これらを「根性論」ではなく「ロジック」で考えることができるようになります。


因みに、私は仕事柄、毎日のように身体を鍛えていると思われがちなのですが・・・
ストイックなトレーニングは全く行っていません。

だって、しんどいもの。

その代わり、日々の生活の中で必ず筋トレ効果やストレッチ効果のある動作を取り入れて生活しています。
その頻度がとても多いだけなのです。


私の考える「動ける身体」は、ジムに通う頻度を高めて得られるものではなく、
一回のトレーニングセッションで得られた知識を如何にして日常生活の動作にリンクさせて習慣化させるかがテーマです。


「いま自身が抱えている身体の悩みはどこからやってくるのか?」


もし問題にお悩みならば、LIMのトレーナーと一緒に解決できたら嬉しいです。
そして、パーソナルトレーニングに依存することなく、
いずれは日常生活の中で運動を取り入れられるスキルを身につけて行って欲しいと思っています。

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品数が多い食卓が理想だが、面倒臭いから別案で開き直る。