左股関節屈筋群と代償動作
左股関節の痛みもだいぶ治まり、少しずつですがトレーニングの強度を上げています。
トレーニングをしていく中で、再確認できていること。それは、
「私の左の股関節屈筋群は、右にくらべて圧倒的に弱い。」
故に、加齢と共にこの痛みが発症してしまったのでしょう。
股関節屈筋群には、主に腸腰筋、大腿直筋、縫工筋などの筋肉が含まれています。
そして、私の場合、そこの弱さを左の親指でカバーしようとしてしまうのです。
それを「代償動作」といいます。
無意識に親指に過剰に力を入れて何とかバランスを保とうするのは、踊りをやっていた時代からでした。
踊りの場合は「その瞬間に魅了させられる動きであることが優先」という刹那なところがあるので、代償動作があるダンサーさんは多いと思います。
がしかし、私の場合はもうそこの刹那は必要としていない。
そろそろ代償動作をクリアしていかなければな・・・。
トレーナーの松原さんから様々な動作を課せられる度に思い知らされます。
私が松原さんのトレーニングを受けていることについては、以前こちらで記述したました。
先日のセッションでは股関節屈筋群を使う動きと、それに対しての代償動作をクリアしてもらいながらトレーニングしました。
やはり客観的に評価してもらうことは大切ですね。
普段は評価する側でも、いざ自身の事となると見失いがちになるものです。
どの職種においても同じことが言えるのではないかと。
客観性もフィジカルも、質を上げていきたいです。