ドロップド・ショルダー・スリーブには気をつけろ!

私がファッションの話をするのは100年早いかと存じますが、数年ぶりにコートを買いました。
冬物は何かと値が張るので新春セールを見逃したくない。

・ベージュのコートを買う。
・礼服用の靴とバッグを新調する。

年が明けたらこの3アイテムを買う!
と目的が明確だったため、洋服の買い物が得意ではない私でもストレスなく買い物ができました。

さて、コートの話。
選んだベージュのコートはVネックのノーカラータイプで、「ドロップド・ショルダー・スリーブ」のゆったりとしたシルエットのもの。

「袖付けが肩の位置より低い袖」をドロップド・ショルダー・スリーブと呼ぶそうです。(先日ネットで調べました)
とても着やすくて気に入っています。


買ってからは同じようなシルエットのコートを着ている人に目がいきます。
そして気づきます。

この手のタイプって、猫背にみえるんだ!!!!!


袖付けの位置が肩関節よりもかなり下で、「三角筋」の真ん中あたりから切り返しているせいか、
極度に肩が落ち、尚且つ内側に巻かれているように見えてしまう。そして全体的にゆったりしているのでさらに、後ろ姿がコロッと丸く見える。
つまり、猫背シルエットの特徴詰め合わせセットだ。

ただ立っているだけで姿勢が悪く見えるというトラップが仕掛けられていたなんて。
そんなの聞いてない!

後ろ姿を写真撮影して確認しましたが、私も例外ではありませんでした。
姿勢と後ろ姿に拘る私にとっては見過ごせないところではあるので、このコートを着る時は、いつも以上に姿勢を気にかけるようになりました。
せっかく気に入って買ったコートなのだから、ちゃんとキレイに着たい。


さて、このタイプのコートで姿勢良く見せるコツは、専門的な言葉を用いると、肩甲骨の「内転」と「下方回旋」のさりげない意識だと思います。
やり過ぎない絶妙な位置があるんですが、これ、背中の筋肉を使えるようになると感覚がわかります。

これを意識するだけで、だいぶシルエットが変わります。それには背中の筋トレとストレッチは必要不可欠。
しなやかで質の良い筋肉を作るには「筋トレとストレッチ」はセットで考えることをお勧めします。

普段の服よりもより一層意識しないといけない服。
でもいいじゃない、そのぶん筋肉も意識できるし。と思っています。

意識すれば筋力強化できる「機能性の高い」コートかもしれません。

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後ろ側をあきらめるな!