オートミールごはん
高齢の母が最近「今度オートミールを買ってみたいんだけど、食べ方がイマイチわからない」と。きっとNHKのあさイチあたりで特集していて興味を持ったのだと思われます。
オートミールは食物繊維が豊富だし、シニア世代の栄養摂取に適した食材だと思う一方で、母の言う通り、どうやって食べたらいいかイメージしづらいというのは良く分かる。
「納豆と一緒に食べたり、お米感覚でたべればいいんだよ」と言いながら、外国人風のおじさん画像が描かれたクエーカーのパッケージを見せられても、そりゃイメージ沸かないよね。
そんな話をしていた矢先、スーパーオオゼキで「オートミールごはん」というネーミングの商品を見つけました。
「ごはんのように、お箸で食べる」がコンセプトのオートミールとのこと。
近年流行しているオートミールの食べ方「白飯の代用」を最適化した商品なのだと思われます。正確には「ごはん(=米)」ではないけど、これならシニア世代も食べ方をイメージしやすい。年齢を重ねれば重ねるほど、新しい物事への対応が難しくなっていくし、商売においてネーミングやビジュアルのセンスって重要なんだな。(良くも悪くも)
母の口に合いそうかどうか、まずは私が試食してみました。
オートミールの良さといえば、白米に比べて食物繊維とミネラルが多く、血糖値の急上昇を抑える効果があること。ちなみに、このオートミールごはん(30g)と白米ごはん1杯分(150g)を比較すると、オートミールごはん(30g)の方が糖質は約60%少なく、食物繊維は約6倍多く摂取できるとパッケージに記載されています。
味に関しては他のオートミールとの違いがわからなかったけど、食感も悪くなく、粒が大きくてお箸で掴める固さなので、シニア世代も普段の食事に取り入れやすいと思いました。