オートミールごはん

高齢の母が最近「今度オートミールを買ってみたいんだけど、食べ方がイマイチわからない」と。きっとNHKのあさイチあたりで特集していて興味を持ったのだと思われます。
オートミールは食物繊維が豊富だし、シニア世代の栄養摂取に適した食材だと思う一方で、母の言う通り、どうやって食べたらいいかイメージしづらいというのは良く分かる。
「納豆と一緒に食べたり、お米感覚でたべればいいんだよ」と言いながら、外国人風のおじさん画像が描かれたクエーカーのパッケージを見せられても、そりゃイメージ沸かないよね。

そんな話をしていた矢先、スーパーオオゼキで「オートミールごはん」というネーミングの商品を見つけました。

「ごはんのように、お箸で食べる」がコンセプトのオートミールとのこと。
近年流行しているオートミールの食べ方「白飯の代用」を最適化した商品なのだと思われます。正確には「ごはん(=米)」ではないけど、これならシニア世代も食べ方をイメージしやすい。年齢を重ねれば重ねるほど、新しい物事への対応が難しくなっていくし、商売においてネーミングやビジュアルのセンスって重要なんだな。(良くも悪くも)

母の口に合いそうかどうか、まずは私が試食してみました。

1食分(30g)の中身。ここに水を加え、1分30秒レンチンすれば出来上がり。

レンチンするとこんな感じに仕上がりました。粒感があって見た目は悪くありません。

オートミールの良さといえば、白米に比べて食物繊維とミネラルが多く、血糖値の急上昇を抑える効果があること。ちなみに、このオートミールごはん(30g)と白米ごはん1杯分(150g)を比較すると、オートミールごはん(30g)の方が糖質は約60%少なく、食物繊維は約6倍多く摂取できるとパッケージに記載されています。

味に関しては他のオートミールとの違いがわからなかったけど、食感も悪くなく、粒が大きくてお箸で掴める固さなので、シニア世代も普段の食事に取り入れやすいと思いました。

納豆と一緒に食べても美味しい。これなら母もオートミールを楽しめるかも。
まあ基本的には、お米生活をベースに時々オートミールごはんに置き換える程度でいいのかなと。うちの家族においてはそのくらいの緩さでいいと思いました。そりゃ白米の方が美味しいし。美味しいものを食べることは、生きる喜びですもの。

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とはいえ、カインズで「無駄」を楽しめない人生もなんだかなぁ