凝り固まった背中をソフトにしたいなら「ハードコア肩回し」
関節の可動域を広げるため、少し強度高めにストレッチすることを「ハードコアストレッチ」と呼んでいます。
語呂がいいので勝手に呼び始めましたが、そう呼んでいるのは私とあと2名くらい。
割と好きな響きなのですが、たぶん流行らない。
関節の可動域をしっかり広げてあげることで運動効果は格段に上がります。
可動域が狭い、あるいはデスクワークで身体が岩のように凝固しているお客様には、運動前に私たちトレーナーが「少し強めのパートナーストレッチ」と「ほぐし」を組み合わせて可動域を作り出してから運動メニューに入ることも多いです。
さて、今回はハードコアストレッチの妹分、「ハードコア肩回し」をご紹介します。
セルフで出来る動的ストレッチです。
こちらはスタンダードな肩回し
今回のハードコア肩回しは、寝た状態で身体を捻りながら片方ずつ肩を回す動作になります。
私が10回ハードに肩をまわした後の結果がこちら。
肩関節の可動域を出すのに即効性あり。胸回りと背中がグッと柔らかくなります。
なぜ寝ながら行うのか。
それには理由があって、動かしている部位以外の筋肉をできるだけリラックスさせた状態を作ることで可動域を出しやすくするという事と、捻りを加えることで、さらに筋を伸長させられるということから、この体勢で片方ずつ回すことのメリットをご理解していただけると思います。
動作の手順はLIMのYouTubeチャンネルにて。
ちょっとしたテクニックをマスターしていただければ、ハードコア肩回しは大変効果的です。