2020年の仕事納め

スタジオ閉店までの日々をセンチメンタルな気分で過ごす余裕もなく、私の2020年が幕を閉じようとしています。

無事終わった。無事片付いた。
と、安堵しているのが今の正直な気持ちです。

昨日で撤去作業が終わり、スタジオを出る前にこの写真を撮りました。
このタイミングでやっとセンチメンタルな気分を味わえた。

さて、私が抱えている事業を淘汰して最適化すると決めてから半年間は、名もなき仕事(あるんだろうけど名称がわからない仕事)を含め、様々なことを同時進行させながら整理整頓する作業に勤しみ、それはそれは季節が駆け抜けていくようでした。
そんな中で救われたことと言えば、肉体的には疲労はあったものの、精神はとても健やかであったこと。

その理由は非常に明確で、一つは、全ての作業において前倒し進行を徹底させたこと。
物事なんて絶対に順調に進まないものだし、最後の最後で何かしらアクシデントが起こり得るもの。それを想定して準備していたので、年末に気が滅入るほどの慌ただしさは起こりませんでした。

もう一つは、必ず毎朝5時台に起きて、6時30分のラジオ体操とウォーキングを欠かさなかったこと。
これは肉体と精神の安定に非常に大きく貢献してくれました。例えやる事だらけで頭の中がパンパンな日々でも、身体を整える動作を習慣化させることで気持ちが一度リセットされました。睡魔と戦って夜通し仕事をするよりも、いちど潔く切り上げて寝る。そして朝からまたリスタートする方が頭がスッキリしているせいか、思考も整理されて効率がいい。何よりも45歳の私には徹夜の作業は肉体的にもう無理だ。

自分の身体のご機嫌は自分で取るしかないわけで、そのご機嫌取りは習慣化させてしまうことが手っ取り早い。
もし朝の運動をせずにこの半年間を過ごしていたら、私の肉体も精神も悲鳴をあげていたことだろう。救われた。

「フィジカルはメンタルを助ける」これは私の座右の銘のひとつ。

2021年もここは死守。

前へ
前へ

あけましておめでとう御座います

次へ
次へ

無事スタジオ営業終了しました