一日一日を積み重ねる

週に一度、高齢の両親の住む実家へ出向いて運動指導とストレッチ施術をするようになってから3年が経とうとしている。
午前中は母親を担当し、昼食を挟んで、午後は父親のウォーキング帯同とストレッチ。その後は母親の食材買い出しに付き合って、3時のおやつとともに世間話をし、夕方実家を後にするのが基本ルーティン。竹内家は仲がいい。色々な家族のあり方を見ているけど、家族仲が良いことは本当に幸せなことで、自分が恵まれていることに感謝しなけらばならない。

最近は母の体調に変化があり、姉と私で買い物を代行することが多くなった。それでも調子が良い時は、できる限り本人も一緒に買い物へ行けるようにサポートをする。

「高齢になると、一年一年が大切になるんだよ」と父が言っていることがよくわかる。
どんなに健やかに暮らしていても体力の低下は避けられない。この傾斜をいかに緩やかにするかで、その人の健康寿命が決まってくる。

毎週両親の身体に触れていると、否が応でも健康寿命の傾斜を感じざるを得ない。
小さくて軽くなっていく両親の身体に触れると寂しさと愛おしさが交差する。
この恵まれた日々ができるだけ長く続いてほしい。

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